サッシ用簡易補助錠(介護関連用品その4)

昨日に引き続き、本日も介護用品の話で、ビックリまなこのチビの写真の右上に見える赤いものが本日ご紹介する商品です。


義母と一緒に同じ部屋で暮らす際に、一番心配したのは、やはり認知症の母とアイとちびの安全を完璧に守れるのか? と言う部分でした。


先行して奥さんが東京の実家に寝泊りしだした時期は、義母は認知症が急速に悪化しており、例えば、朝、奥さんが起きてみると、義母がリビングのサッシが全開にして風が吹き込んでいたとか、予想外の行動が続いていました。


私たち夫婦が寝ている間に、サッシや玄関ドアを全開にされたら義母も危険な状況になる可能性があります。


またそれ以上に危険なのは Catsらで、室外に出て行ってしまい最悪もう二度と会うことができなくなります。


そこで、義母がサッシを開ける事が出来ないようにする方法が無いかと、またネットにて探しました。

いろんな商品があったのですが、最終的に辿り着いたのが本日ご紹介する商品「ノムラテック Wサッシロック (サッシ用簡易補助錠) シルバー 」この商品が 2個セットで300円と格安で、かつ安全性も完璧な商品だと判断し購入しました。

簡単にしくみを紹介しますが、まず、サッシの上部、または下部に両面テープで貼り付けます。


構造的には蝶番になっています。


上の写真の様に蝶番を閉じて平べったくなっている状況ですと、サッシの開け閉めに影響しませんので、いつも同じようにサッシは開け閉めできます。

ロックする際は蝶番をスライドさせて立てた状況で止めます。


すると、この部分がサッシに当たるため開けることは出来なくなります。


二個並んで貼り付けていますが、それは、完全に占めた状況と空気の交換のためにサッシをちょっと(猫の頭は通れないくらい)開けた状態、2つのパターンに対応できるようにするためです。


たったこれだけこのことですが、当家では、この商品のお陰で完全に安心して眠れます。


また、4月熊本地震の際に犬猫が家から飛び出し迷子になった事例が報告されています。


当家でも、あの 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の際に、当時マンションの10階であった当家は長い揺れのために窓が全開になってしまい、そこから飛び出したアイが、極めて危険な状況に陥り九死に一生を得ました


今後、首都直下型地震はいつ発生してもおかしくないと言われています。そのため、空気交換のために少し窓を開けていたとしても、このロックがあるので、全開になることはありません。


これから夏に向かい暑くなるので網戸も固定できるように追加購入しようと考えています。


最後に、この商品の唯一の欠点を記します。それは商品の裏面に付いている両面テープの接着力の弱さです。


買ったままの状態で貼り付けた場合、強くドアをスライドさせると金具がズレたり、最悪外れて落ちます。


そのため、私は元からついている両面テープを剥がし、車用の 強力両面テープに張り替えて使用しています


【追伸:6月18日】 両面テープの接着について、補足説明を記事としてまとめました。こちらもご覧下さい。

それでは皆さん、今日も一日頑張っていきましょう!


(にゃぱねっと♂: この記事は予約タイマー公開です)

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