両面テープ貼るときには脱脂が大事!

数日前(8日水曜日)にアップしました「サッシ用簡易補助錠(介護関連用品その4)」の記事の中で両面テープについて触れましたが補足説明をします。

「うちも同じ物を使っています。両面テープ弱くて直ぐに取れてしまうので、同じように強力テープに変え使っていますが、網戸の場合雨風日射しにより室内より風化が速く知らないうちに取れました」とコメントいただきました。


まさにコメントされているとおりで車用の強力な両面テープを、そのまま貼ったとしても、ほとんどの場合時間が経つと吸着力が落ちて剥がれてしまうと思います。


それを防ぐ方法について言及していませんでしたので補足説明したいと思います。

まず、両面テープで貼り付けモノを固定する場合、「脱脂」つまり接着面の表面についている油や埃を取る必要があります。


この処理をすると強力に接着されますが、この処置を行わないで接着した場合、時間が経つと剥がれ落ちることとなります。

車イジリされる方であれば良くやる作業なのですが、一般のご家庭では、普通そんな手間を掛けずに、そのままやっちゃうと思います。しかし結果は、驚くほどの雲泥の差となるのです。

前の記事でも書きましたが、この商品の白いテープ、一般的な使用においては大丈夫という判断で作られているのでしょう。


しかし、私は、これは少々接着力が弱いのではないかと判断しました。


当家において、この金具を使うのは、義母が無意識に窓を開けてしまい、自身や猫が野外に出て危険な状態にならない事を未然に防ぐために使用するのです。


それ故、絶対に剥がれ落ちない強度が欲しいので、自動車用の超強力両面テープに貼りかえるのです。

まず、最初に、もとからついている両面テープを剥がします。その際、


両面テープを張り替える際、ケガをしないために一点注意が必要です。


バネの針金で指を刺してしまう事があります。剥がす際には、必ず上の写真の方

向からくるくる巻いて剥がして下さい。


逆の方向から剥がすと、上の写真の真ん中に映っているバネの針金で指を刺してしまう可能性があります。ご注意ください。

剥がした後、両面テープを張る前に脱脂材を使用して金具側とサッシ側、両方の接着面を綺麗に拭きます。


両面を拭きあげたら、絶対に接着面を触らないで(手の脂が付いたら元の木阿弥です)、張り替える新しい両面テープを慎重に貼り付けてください。

今回の脱脂作業には、私は車用に購入している「シリコンオフ」と言う缶スプレーからペーパータオルに吹き付けて作業を行いましたが、以下のようなウェットティッシュみたいなタイプのものもホームセンターなどで売られています。めったに使用しないものなので少量購入するのであれば、このようなものでも良いと思います。

繰り返しになりますが、下地処理をした両面テープは、本当にびっくりするくらい強力に貼りつき長持ちです。


ぜひお試し下さい。(にゃぱねっと♂)

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