ばっばとちびのふれあい

昨日の午後突然、ばっばが嬉しそうに「抱っこできた!ちびちゃんを抱っこできた!」と、リビングから我々が居た部屋に向かって、ちびを抱いて歩いてきた。

「ずっと、ちびを抱っこしたかったの!やっと抱っこできたの!」と、とても喜び興奮しているばっば、そして、上手にばっばに抱きかかえられて、きょとんとしつつ、素直におとなしくしているちび。


もう、自分で服は着れないし、食事も手で掴んで食べてしまうこともあるばっばです。


数か月前、ちびが足元に来た際に靴でちびの足を踏みそうになり慌てて制止しました。


また、ちびを玄関口から中に移そうと、軽く抱いたのまでは良かったですが、そのまま力の加減がわからず、少々強めに放り投げてしまい、ちびは「なにすんの!」と言った感じでキーキー鳴いて抗議していました。


猫との暮らしの長い夫婦なので、現在猫はどこに居るのかは頭に置いて生活してきたし、またばっばと同居しだしてからは、さらにばっばの位置・行動は常に注目して暮らしています。


しかし、今回のばっばの行動とちびの反応は完全に想定外で驚きました。


確かに、最近、デイケアから帰ってきてちびの迎えが無い時には開口一番「ちび~、ちびはどこにいるの?」と、まずちびを探すようになっていました。


また、ちびも一日のほとんどの時間を、ばっばが寝起きする和室で過ごすようになり、ふたりの距離がずいぶん縮まってきたな・・・とは感じていました。



しかし、ばっばが、そんなにも、ちびを抱っこしたかったとは想像できていませんでした。


ふと、先日ラジオから流れてきたパーソナリティの言葉「病院の待合室がお年寄りでいっぱいになる理由のひとつに、ひとり暮らしのお年寄りが、お医者さんや看護婦さんに体を触ってもらいたい。触れ合いを求めて通院する。」が頭をよぎりました。


ばっばやちびの安全は常に気を付けていましたが、ばっばの想いには気付けていなかったな・・・と反省しました。



また、5か月前から一緒に生活するようになり、何カ月もシャーシャー、キーキー、威嚇していた気難しいちびが、ばっばにスリスリしたり、抱っこされたり、仲良くしてくれるとは思ってもいませんでした。


ありがとう、ちび。




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