バーチャン リアリティ

昨日は、お義母さんの誕生日でした。事前に「なにか食べたいものありますか?」と聞いたら「お肉」と言われたので、それならファミリーレストランに家族で出掛けようと、早めに帰宅したところ、たまたま ポケモン GOが日本でも公開されたとのニュースが流れていたので、早速インストールしたしだいです。



「ゲーム始めるんですか?」とコメントをいただきましたが、ゲーム以上に好きな事ややりたいことが山ほどあるので、ゲーム自体には興味はあまりないのですが、その活用方法については、ちょと注目している部分があります。


義理母の日常は極めて単調になっていて、寝る、食べる、トイレに行く、風呂に入る、デイケアに行く、散歩に行く。


それ以外は座椅子に座ってテレビを見ている時間がほとんどです。


しかし先週より、雨続きで散歩が出来ず、奥さんに対する「散歩に行きたい!」との要求は、駄々っ子のように強くなってきています。


散歩は、やることが無く一日中退屈な本人にとっては唯一の楽しみでしょうが、仕事や家事をせねばならない我々夫婦が、毎日、およそ2時間、5~10キロの散歩に付き合うのは、かなり負担になります。


そこで「ルームランナーとか買う?」と奥さんに聞いたところ・・・



妻:「風景を観るのも楽しみなんだから、部屋の中じゃだめでしょう」


♂:「なら、VR(バーチャル・リアリティ)眼鏡掛けて風景も楽しめばイイじゃん」



以下の動画は、高齢の方が初めてVR眼鏡を掛けてジェットコースターを仮想現実体験された様子です。

※ 相当絶叫されているので音量には注意してください。

バーチャン・リアリティ・・・


現時点では、単なる戯言、ダジャレに過ぎませんが、2、3年経ったら、介護の現場にて、普通に見かける光景になっているのでしょう。



それまでは、ばっばと散歩の際には、ポケモン探しも楽しみつつテクテク歩くことにいたしましょう。

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